黒石町鴨池ふれあい農園

※只今、空きはありません。(2023年11月現在)

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2024年度檀家総代

辻野 收


黒石町会館・西福寺


七つ池は黒石町の宝物


黒石地区のため池は、通称「七つ池」と呼ばれ、地域の受益農地9.7haを潤す貴重な水源として機能しています。また、その周辺では緑豊かな農空間をはじめ多くの自然が残されており、地域住民の憩いの場、自然とのふれあいの場として利用されています。しかし、地区内にある山の谷池、猪ノ谷池の老朽化が著しく、大変危険な状態であったことから、ため池の改修が検討されることになり、これを機にため池や道路沿いに増え続ける不法投棄と環境保全に対する地域住民の意識が高まり、平成13年8月に、ため池を管理する黒石水利組合と自治会組織である黒石町会が一体となって『黒石地区ため池保全協議会』が発足され、地域住民参加によるオアシス整備がはじまりました。地域住民の取り組みの第一歩は、黒石の地域資源を実際に歩いて探し、それらをまとめた『ため池環境資源マップづくり』や黒石の将来像を考えた『黒石地区マスタープランづくり』、その他『保全活動の実践』など、ため池の保全と活用を中心に取り組みを展開し、都市住民と農業・農村交流やオアシスを中心とした里山再生を図っています。

この地区のため池は、平安時代に築造され、かつては土器「須恵器」生産が盛んであったことから、生産に必要であった粘土の採取地跡や土器の乾燥場などを利用してため池が造られたと伝えられています。

また、宝永10年に造られた延長500mにも及ぶ七つ池隧道(農業用素堀トンネル)は、今でも使用されており、その内部には作業用に使われたノミの跡が無数に残されていて、当時の苦労と農業を営む先代の『水』への思いが忍ばれます。ため池とその周辺には、それらにまつわる数多くの史跡が残されており、協議会では『歴史資源エリア』と位置づけ、地域の子供達に語り継がれています。

黒石町西福寺(真言宗)


■西福寺住職

宮武正信


◇2019年 檀家総代 佐々木計二

◇2015年 檀家総代 髙橋茂夫


西福寺(さいふくじ)

阿弥陀如来(あみだにょらい)を本尊とする町内唯一の寺院です。

高野山真言宗に属し、本山は高野山の金剛峯寺です。

創建時代に、はっきりしませんが、町内に古墳を有することから、かなり古くから村の発展と共に存続してきたものとおもわれます。

信仰心の篤い地域で毎月15日の阿弥陀さんのご縁日には、ご詠歌講・総代・檀家の皆さんが集まってお勤めをしています。

 

年中行事について

・1月 大般若会

・8月 新棚三同行合同祭祀・お大師さん・地蔵盆

・12月 迎新年祈願会 

宮武正信


◆2015年5月14日 高野山参り(黒石町48名参加)

 《高野山1200年開創》

黒石町十人衆


十人衆(じゅうにんしゅう)

町内にあった八王子神社(今は、三林町春日神社に合祀されています)を

運営する宮座の年長者十人で組織され、宮年寄十人衆と呼ばれています。

昔はどの町にもあった組織ですが、多くは時代とともに消滅し、当町のように現在でも活動を続けているのは珍しいと思います。

年に一度、1月に西福寺に集まり修正会(しゅしょうえ)というおつとめを行います。

全国の神々を黒石西福寺に招いて町内の繁昌、町民の幸福を祈るのです。

半年毎に新人1名が加入(現在は結婚順)し、一老が退座します。

新人の役割としては、十人衆が代々受け継いで来た八王子神社を自宅で祀り、日々祭祀することと、堂所山に月2回のぼり清掃奉仕をすることです。

宮武正信